碧山園SHOP >愛川杜仲物語(あいかわとちゅうものがたり)

History

愛川町杜仲茶は平成15年に「町民アイデアまちづくり事業」から始まりました。

「住民あげての愛いっぱいボランテァ事業」として遊休農地の造成から杜仲畑の創成を開始したのです。
その畑は今、高齢者と障害者の就労の場になっています。

そして愛川町の桑茶・杜仲茶は、“丹沢山系の自然の豊かな恵み”と“町民に脈々と受け継がれている気質”により、桑茶、杜仲茶の常識を超えた“究極の一品”となりました。

愛川町では、今いろいろな農産物とのコラボが始まり愛川町ならではの食品づくりを目指し、町興しが始まっています。
どうぞ愛川町にお越しの際は、そうした食品を是非ご賞味いただければと存じます。

1:肥沃な台地は桑の生産に適していました。

愛川町は、江戸時代から相模三大養蚕地帯として養蚕の盛んなところでした。
丹沢山系に位置する愛川町の大地は、肥沃で豊かな水を有すると同時に、水はけの良い台地で、蚕の餌である桑の生産に適していました。
この桑で育った蚕は、上等な生糸を生みました。
電気のまだない時代、人々は豊富な中津川の水を利用して300機以上の水車を造り、織物機械の動力としました。当時はより糸の機械も水車も木で出来ていました。
そこで活躍したのが愛川の宮大工です。
愛川の“知恵と技の結集”と“物づくりへの強い拘り”は、桐生の織物と同等の質の良い織物を創り出しました。
そして、愛川町は日本を代表する撚糸業の町として平成の始めまで大いに栄え、製品は横浜港から世界に向けて輸出されました。

  • 当時の町
  • 当時の町
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2:桑が使用されなくなりました。

平成になると撚糸業は後進国へ移り、愛川町の撚糸業は衰退の一途をたどり、品種改良された優良な桑も使用されなくなり、遊休農地も増えました。

3:愛川町が町民アイデア事業を募集

平成15年、愛川町の『町民アイデア町づくり事業 』の募集がありました。
そこで、『ジィージィー、バァーバの杜仲茶栽培』事業として、愛川町の老人会を中心とした高齢者達が、次代の子供達に残せる物づくりを、スタートさせました。
遊休農地には、無農薬で栽培でき体にも良いとされる杜仲が植えられ、高齢化により増大する医療費の削減の為、桑とトチュウを使用した高機能食品の開発も、始められました。

4:三世代交流(H17)

遊休農地には、無農薬で栽培でき体にも良いとされる杜仲が植えられ、高齢化により増大する医療費の削減の為、桑とトチュウを使用した高機能食品の開発も、始められました。

  • 中学生と高齢者
    荒廃休遊地もきれいな畑になりました!
  • 中学生と高齢者
    植樹する愛川町の天使たち
  • 中学生と高齢者
    「天使たちに礼状を届けます」
  • 中学生と高齢者
    トラクターも大活躍‼

平成17年に愛・地球博(愛知万博)がありました。この博覧会では自然を大切に、地球の環境を守ろうと世界に呼びかけました。
そのなかでHAND IN HANDO(ハンドインハンド)という事業があり、愛川町立愛川中学校の皆さんもこの呼びかけに積極的に参加し三世代交流の植樹を、行いました。

それから4年たった平成21年2月"トチュウの魅力を学ぶ植樹会"と題して地球博(愛知万博)の主任担当者だった大阪大学の名誉教授小林昭雄先生をお招きして、『愛川町のサステナビリティ―(未来永劫に持続可能な地球)』と題して講演や植樹会を実施しました。

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5:障害者雇用開始(H18)

障害者の雇用をはじめました。

6:研究により杜仲茶の高成分が明らかに(H20)

愛川町民の“技と知恵の結集”と“物づくりへの強い拘り”は、町民の気質となり、受け継げられました。
そして、まろやかな甘みを持つ高成分の緑の美しい桑茶、杜仲茶を誕生させました。
また養蚕に学び桑葉・杜仲葉を“丸ごと飲食”出来るよう、抹茶の様な微粉末に仕上げられました。
また、富山大学の和漢医薬学研究所の服部正雄教授らの研究により、成分の分析が成され、アスペルロシド、ゲニポシド酸などのイリドイド類、クロロゲン酸などのポリフェノールが、他の数十倍も多く含まれていることが解りました。

この杜仲茶は、神奈川科学アカデミーの中小企業連携促進事業や独立行政法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency 略称JST)の研究受託を受け、成分や効果などの研究がなされました。
化学的に成分の働きが明らかになるとともに、今も皆様方の健康維持にお役立ていただく為、研究が続けられています。

7:神奈川県立中央農業高校の花草部の生徒による『バイオによる発芽に成功』(H20)

  • バイオによる発芽に成功
  • バイオによる発芽に成功

8:挿し木が成功して優良株が(H21)

杜仲は、メタセコイヤ・銀杏とともに世界最古の樹木として生きた化石とも呼ばれています。
その為挿し木をしても発根が遅く、日本での挿し木は不可能と言われていました。
しかし愛川町のお年寄りの知恵で、挿し木にも成功。これにより優良株のみの増殖が可能になりました

9:地球温暖化に寄与するトチュウの畑(H21~)

日立造船技術研究所の中澤慶久先生によると、杜仲のようなゴムをもっている植物は、炭素のかたまりを多く含んでいて、二酸化炭素をたくさん固定するとのこと。
杜仲は成長も早いことから、地球温暖化阻止に大いに寄与する植物だそうです。

  • 中学生と高齢者
  • 中学生と高齢者
    小林昭雄教授と愛川杜仲研究会のメンバー
  • 中学生と高齢者
    「大阪大学大学院名誉教授 小林昭雄教授の講演」

「愛川町のサスティナビリティー」

植物が光合成と成長のために吸収し、体内に固定される二酸化炭素の量は、年間およそ614億トン。一方、動物の呼吸や死体の分解、燃焼によって大気中に放出される二酸化炭素の量もほぼ同じで、この2つの二酸化炭素の出入りが地球上の大気のバランスを保っていました。
しかし世界は経済成長を遂げ、化石燃料中心の経済を築き、自動車の排気ガスやゴミの焼却などから大気中に排出される二酸化炭素が増え、これまで均衡が保たれていた大気のバランスが崩れてしまいました。
炭素の固定量の多いといわれるトチュウを愛川町に植樹することは、酸化炭素の固定量を増やすことになり、地球温暖化阻止にも寄与することになるのです。

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10:杜仲茶家庭料理コンテスト(H22)

平成22年2月には、植樹した中学生達が成人式になった記念に「杜仲茶家庭料理コンテスト」が、実施されました。
中学生達も、トチュウ畑も立派になりました。料理コンテストは「杜仲茶すいとん」という愛川町の新しい郷土料理を誕生させました。
コンテストでは「愛川杜仲研究会」のメンバーが大活躍‼町民の力の結集はスゴイものですね!

<コンテスト>

コンテスト応募要項はこちら(pdf)

~応募者50組の中から選ばれた3組~

コンテスト結果

1)最優秀賞グランプリ:武川多恵さん親子の 杜仲茶水団
2)準グランプリ:堀之内京子さんの翡翠味噌汁椀
3)会長賞:県立中央農業高校の生徒さん4人のPIP4杜仲餃子

  • 中学生と高齢者
    最優秀賞グランプリ杜仲茶水団
  • 中学生と高齢者
    審査をする成人を迎えた天使達
  • 中学生と高齢者
    審査をする愛川杜仲研究会のメンバー

<感想>

グランプリ受賞「杜仲茶すいとん」武川多恵(タケガワタエ)/愛川町半原在住
緊張で調理中、胸がドキドキしていました。試食で「おいしい‼」と言っていただいた笑顔が、最高にうれしかったです!!

審査委員長
京懐石・そばの宮本庵/厚木
汁が濃すぎず、杜仲茶の味が、生かされたおいしい一品でした。お子さんが、すいとんを、鍋に入れられていたのは、感動でした。

11:神奈川県、未病産業のモデル事業に採択される(H27)

6次産業化ポータルサイト及びフリーペーパー「第6チャンネル vol.13」に掲載されました。

第6チャンネル「ポータルサイト」はこちら
第6チャンネルフリーペーパーはこちら(PDF)

12:ユーコミシンAの発見(H28)

茨城大学・横浜市立大学が2月に論文を共同発表!
がんの転移や再発の原因となるがん幹細胞の消滅に有効とされる新規のリグナン系化合物 ユーコミシンA(Eucommicin Aと命名)が
「杜仲」に含まれる事を発見した論文が、Phytochemistry誌(Elsevier)に掲載されました。

論文はこちら(PDF)

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碧山園の願い・皆様が健康な生活を送れること、それが私たちの願いです!

  1. 杜仲茶による環境対応・循環型農業を普及させることで、地域の緑化、地域の活性化を図り、循環型社会を実現したい。
  2. 地産地消を支える地域農業を時代を担う子供達とともに普及させること、障害者雇用の場を創出し、愛いっぱいの街づくりとして事業を進めたい。
  3. 国産の安全で安心な天然資源の活用により国民の健康的な生活をサポートしたい。
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